この記事のポイント
- Google、Android アプリ開発者向け管理ツール「Google Play Console」新機能として「回復ツール(recovery tools)」を導入
- 古いアプリバージョンを利用し続けているユーザーに対してアプリの更新を促すことができるツール
- アプリ開発者側にはアプリ公開形式「Android App Bundle」を用いるなどの前提条件あり
Google は 2024 年 1 月 29 日(月)、Android アプリ開発者向けの管理ツール「Google Play Console」新機能として、古いアプリバージョンを利用し続けているユーザーに対してアプリの更新を誘導できる新しい「回復ツール(recovery tools)」を導入すると発表しました。
「Google Play Console」に導入される「回復ツール」では、アプリのアップデートを適用せずに古いアプリバージョンを使い続けているユーザーに対して、アプリを起動する度にアップデートを促す画面を表示することができるようになります。古いアプリバージョンのままだと新機能が提供されないことはもちろん、セキュリティ上も良くありません。
またもちろん、アプリアップデートで OS 実行要件なども変わる場合があり、それに合わせて古いアプリバージョンのままでは動作しなくなることもあります。そういった弊害が混乱を招いてしまうことも良くあることですが、「回復ツール」を導入することでだいぶ軽減されるはずです。
ちなみに「Google Play Console」の「回復ツール」は、「Google Play」における昨今のアプリ公開要件の一つとなっている公開形式「Android App Bundle」を用いるなど、いくつかの前提条件が用意されています。ご注意ください。
Source:Google
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