この記事のポイント
- Google Japan の現役社員 #Pixelお兄さん、「Pixel 8 Pro」の「動画ブースト」を紹介
- 「動画ブースト」は最先端の動画処理機能と AI との連携で実現する撮影動画強化機能
- 夜景動画最適化撮影「ビデオ夜景モード」も搭載
Google 日本国内法人 Google Japan の現役社員 #Pixelお兄さん は 2024 年 1 月 14 日(日)、新年一発目の Google Pixel プロモーションとして、「Pixel 8 Pro」の撮影動画強化機能「動画ブースト」を紹介するショート動画を SNS で公開しました。
「動画ブースト」は、「Pixel 8 Pro」に搭載されるオリジナルプロセッサ第 3 世代「Tensor G3」を用いた最先端の動画処理機能と AI との連携で実現する、デフォルトカメラアプリ「Pixel カメラ」の撮影動画強化機能です。もともとは 2023 年 10 月の「Pixel 8 Pro」発表時に提供が予告されていて、2023 年 12 月版月次ソフトウェアアップデートと共に提供された新機能「Feature Drop」2023 年 12 月版にて正式に提供が開始されました。
「動画ブースト」には夜景動画最適化撮影「ビデオ夜景モード」も搭載されていて、撮影した夜景動画をより鮮明な動画に調整してくれます。要は「動画ブースト」は、インスタ映え間違いなしの動画撮影機能。
ただし「動画ブースト」は、「Pixel カメラ」アプリ起動時に動画撮影モードの設定にて「動画ブースト」を ON にしつつ動画を撮影し、さらに撮影した動画が「Google フォト」のクラウドにアップロード(バックアップ)されることで、AI による動画のアップグレード調整が行われる仕様です。つまり、撮影した動画が「Google フォト」のクラウドにバックアップされてから、初めてクラウドでの処理が行われるわけです。
この仕様のため、「動画ブースト」の AI アップグレード調整によるパフォーマンスの低下やバッテリー過負担は起こりませんが、モバイルネットワーク環境でのバックアップを OFF にしている場合は、Wi-Fi 環境でクラウドバックアップが行われてからの「動画ブースト」による AI アップグレード調整が開始されます。もちろん、モバイルネットワーク環境でのクラウドバックアップを ON にしている場合は、撮影した動画分のクラウドバックアップに掛かるデータ容量が消費されます。
「Pixel 8 Pro」の「動画ブースト」、機能的には優秀ですが、利便性は高くありません。野外で撮影した動画を「動画ブースト」処理後に SNS に投稿する場合は、データ使い放題プランを契約するか、モバイル Wi-Fi を持ち歩くべきと言えます。
ちなみに数秒の動画であっても、「Google フォト」アップロード後の「動画ブースト」処理は 10 分以上掛かる場合もあります。その辺も考慮して使いべき機能です。
Source:Instagram
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