- Google、「Gemini Nano」の次世代モデル「Gemini Nano 4(Gemma 4)」を発表すると共に、今年 2026 年後半に登場する次世代 Google Pixel デバイスへの搭載を明らかに。
- 次世代 Google Pixel デバイス「Pixel 11」シリーズでは、次世代モデル「Gemini Nano 4」が初期搭載。
- 「Gemini Nano 4」では、劇的な効率化が最大の特徴です。従来の「Gemini Nano」と比較して、推論速度は最大 4 倍に向上し、バッテリー消費量も最大 60% 削減。
Google は 2026 年 4 月 2 日(木)、オンデバイス AI モデル「Gemini Nano」の次世代モデル「Gemini Nano 4(Gemma 4)」を発表すると共に、今年 2026 年後半に登場する次世代 Google Pixel デバイスへの搭載を明らかにしました。
現在、1 億 4000 万台以上の Android デバイスで稼働しているオンデバイス AI モデル「Gemini Nano」ですが、今年 2026 年後半に登場する次世代 Google Pixel デバイスでは、軽量かつ高性能な小規模言語モデル「Gemma」シリーズのマルチモーダル対応最新モデル「Gemma 4」ベースとなる「Gemini Nano 4」が搭載されます。つまり、次世代 Google Pixel デバイス「Pixel 11」シリーズでは、次世代モデル「Gemini Nano 4」が初期搭載されるということです。
「Gemma 4」ベースの「Gemini Nano 4」は、劇的な効率化が最大の特徴です。従来の「Gemini Nano」と比較して、推論速度は最大 4 倍に向上し、バッテリー消費量も最大 60% 削減されます。
また「Gemini Nano 4」は、高度な推論能力と複雑なタスク処理に特化したフルスペックモデル「E4B」と、「E4B」と比較して 3 倍のスピードと低遅延に極限まで最適化されたモデル「E2B」の 2 つのモデルが、用途に合わせて提供されます。そして、140 以上の言語をネイティブでサポートする点も特徴です。

さらに「Gemini Nano 4」では、テキストのみならず画像や音声をも理解し処理できる、マルチモーダルへの本格対応によって、機能面が大幅に進化しています。光学文字認識(OCR)の精度も飛躍的に向上し、デバイス上でグラフの読み取りや手書き文字の認識、視覚データの抽出などが、より正確に実行できるようになりました。
くわえて、AI としての基礎的な推論能力も大幅に強化されています。思考の連鎖(Chain-of-thought)や複雑な条件付けを用いた処理が可能になったほか、日常的な計算から貯蓄目標の算出までを正確にこなす数学的能力も向上しました。時間の概念をより深く理解できるようにもなり、イベント日時から逆算してリマインダーを設定するなど、カレンダーやアラームといった日常的なツールとの連携においても、これまで以上に高い精度のアシストが期待できます。
「Gemini Nano 4」は、今年後半に登場する次世代 Google Pixel デバイス「Pixel 11」シリーズと共に正式リリースとなりますが、「AICore Developer Preview」プログラムにてプレビュー版の提供が開始されています。指定の Google グループ「aicore-experimental」に参加した上で、「Google Play ストア」の「Android AICore」アプリにて「ベータ版テスター」に登録すると、ベータ版アプリが配信される仕様です。
Source:Google












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