- 最先端大規模言語モデル「Gemini Nano」帰属アプリ「Android AICore」が、昨今広く用いられている AI 機能搭載プロセッサと連携するための API 権限を取得し、内部的に進化した模様。
- 「Android AICore」アプリバージョン v0.release.prod_aicore_20260205.00_RC06.879285983 アップデートのアプリファイルを解析した結果、デバイスに搭載されるプロセッサの AI 処理ユニット 「NPU(Neural Processing Unit)」にアクセスするための API「ACCESS_NPU_MODEL_MANAGER_API」権限が追加されたことを確認。
- 今後、「Android AICore」アプリが Qualcomm や MediaTek などの他社製 AI プロセッサとも連携し、Google Pixel 以外の Android デバイスにも、「レコーダー」アプリの要約などの「Gemini Nano」によるオンデバイス AI 機能を解放する可能性。
「Pixel 8」以降の Google Pixel デバイスにインストールされている最先端大規模言語モデル「Gemini Nano」帰属アプリ「Android AICore」が、昨今広く用いられている AI 機能搭載プロセッサと連携するための API 権限を取得し、内部的に進化した模様です。
「アプリ解析」にて、その仕様が明らかとなりました。
「アプリ解析」
当サイトの「アプリ解析」カテゴリで公開している記事では、Google の最新 Android アプリを逆コンパイルして独自に解析し、発見した今後実装される可能性のある新機能や変更点などをお届けします。正式リリース前の新機能や変更となるため開発段階の未確定な情報も含まれますが、Android アプリの今後のアップデート動向をいち早くキャッチできる、ほかにはない当サイトオリジナルコンテンツです。
2026 年 3 月 17 日(火)に配信された「Android AICore」アプリバージョン v0.release.prod_aicore_20260205.00_RC06.879285983 アップデートのアプリファイルを解析した結果、デバイスに搭載されるプロセッサの AI 処理ユニット 「NPU(Neural Processing Unit)」にアクセスするための API「ACCESS_NPU_MODEL_MANAGER_API」権限が追加されたことを確認しました。
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_NPU_MODEL_MANAGER_API"/>
「Android AICore」アプリはそもそも、Google オリジナルプロセッサ「Tensor」シリーズと連携し、オンデバイス仕様の最先端大規模言語モデル「Gemini Nano」を活用する各 AI 機能を強化するためのアプリです。ただこれまでは、「Tensor」プロセッサと独自ルートで連携する仕様となっていたため、「Tensor」プロセッサ以外の他社製プロセッサとの連携機能が提供されていませんでした。
しかし今回、「Android AICore」アプリにプロセッサの AI 処理ユニット「NPU」にアクセスするための API 権限が追加。これにより、AI 機能を搭載する他社製プロセッサとも連携できるようになりました。
つまり今後、「Android AICore」アプリが Qualcomm や MediaTek などの他社製 AI プロセッサとも連携し、Google Pixel 以外の Android デバイスにも、「レコーダー」アプリの要約などの「Gemini Nano」によるオンデバイス AI 機能を解放する可能性があります。
「Android AICore」アプリリンク













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