- Counterpoint Research、スマートフォンのチップセット(SoC)市場に関する 2026 年の予測レポートを発表。
- 2026 年の世界スマートフォン SoC 出荷数は、メモリ価格の高騰が主な要因となり、前年比で 7% 減少する見通し。
- 一方で、消費者の需要が “安さ” から “高性能” へとシフトし、2026 年に販売されるスマートフォンの約 3 台に 1 台がプレミアムモデルになると予測。
グローバルテクノロジー市場調査会社 Counterpoint Research(カウンターポイントリサーチ)は 2026 年 1 月 28 日(水)、スマートフォンのチップセット(SoC)市場に関する 2026 年の予測レポートを発表しました。
Counterpoint Research のレポートによると、2026 年の世界スマートフォン SoC 出荷数は、メモリ価格の高騰が主な要因となり、前年比で 7% 減少する見通しとのこと。特に、$150 以下の低価格帯モデルが部材コスト増の影響を最も強く受けると予測されています。

一方で 2026 年は、市場全体の売上高は 2 桁の成長を記録すると見込まれています。これは、消費者の需要が “安さ” から “高性能” へとシフトしており、昨今は高価格帯のプレミアムモデルにおける販売数が好調であるためです。そして 2026 年は、販売されるスマートフォンの約 3 台に 1 台がプレミアムモデルになると予測されています。
特筆すべき点は、メーカーごとの明暗です。汎用チップに依存するメーカーがコスト増の波をまともに受ける一方で、Google / Samsung / Huawei / Xiaomi といった自社製チップの開発に投資しているメーカーは外部要因に左右されにくく、市場課題に対してより柔軟に対応できる有利なポジションにあると分析されています。
また技術面でも 2026 年が大きな転換点となり、主要なフラッグシップ SoC は従来の 3nm プロセスから、より微細な 2nm プロセスへの移行を開始します。Samsung は既に最新チップセット Exynos 2600 を発表していますが、これらに伴いオンデバイス AI の性能は飛躍的に向上し、ピーク時には 1 秒間に 100 兆回の演算を実現する「100 TOPS」に達すると見られています。
結果、2026 年スマートフォン市場のトレンドとなると予想されているプレミアムモデルと AI シフトは、依然 Apple や Qualcomm が牽引する形ではあるものの、自社製チップ「Tensor」と AI(Gemini)機能との統合を進める Google のようなメーカーにとっても、他社との差別化を図りシェアを伸ばすための強力な追い風になると、Counterpoint Research は結論付けています。
Source:Counterpoint Research








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