Google Wallet

Google ウォレット「交通系カード」設定がSuica/PASMO対応

  • 約 1 年半前の 2024 年 3 月、Android 版「Google ウォレット」アプリに[本人確認の設定]が内包された新たな設定カテゴリ[セキュリティ]が新設
  • 2025 年 11 月上旬、[本人確認の設定]内の[交通系カード]設定が、日本の交通系 IC サービス「Suica」や「PASMO」に対応した模様
  • Android 版「Google ウォレット」アプリ設定のローカライズが進んだだけ

約 1 年半前の 2024 年 3 月、Google モバイル決済サービス「Google ウォレット」の Android 版アプリに、「Google ウォレット」に登録しているクレジットカードやパスを使用する際に本人確認を必要とするかどうかの[本人確認の設定]が内包された新たな設定カテゴリ[セキュリティ]が新設されました。

この新設された[セキュリティ]カテゴリの[本人確認の設定]内には、「Google ウォレット」に登録している[交通系カード]と[クレジットカードまたはデビットカード]向けの設定がそれぞれ配置。たとえば[クレジットカードまたはデビットカード]にて、電車やバスに乗る際に本人確認(ロック解除認証)を必要とするかどうかの設定[確認が必要です]では、ON にすることで本人確認必要、OFF にすることで本人確認不要というような設定が可能です。

一方[交通系カード]設定は当初、主に海外向けの設定で、NFC(Type-A/B)を用いた交通系パスを「Google ウォレット」に登録している場合にその交通系パスが[交通系カード]設定に表示されるようになっていました。

しかし 2025 年 11 月上旬、この[交通系カード]設定が日本の交通系 IC サービス「Suica」や「PASMO」に対応した模様です。[交通系カード]設定部分に、「Google ウォレット」に登録している「Suica」や「PASMO」が表示されるようになりました。

ただ、Android 版、「Google ウォレット」アプリの[交通系カード]設定に「Suica」や「PASMO」が表示されるようになったとはいえ、そもそも電車やバス乗車時に本人確認など不要なため、[交通系カード]設定でも特に何かの設定を行えるわけではありません。“こちらのカードは確認を必要としません” と表示されるのみです。

単に、約 1 年半前の 2024 年 3 月に Android 版「Google ウォレット」アプリに新設された[本人確認の設定]並びに[交通機関の支払い]設定が、「Suica」「PASMO」も読み取るようになったというだけで、要は Android 版「Google ウォレット」アプリ設定のローカライズが進んだだけです。つまり、これまで Android 版「Google ウォレット」アプリの[交通系カード]設定として認識されていなかった日本独自仕様の「Suica」「PASMO」が、[交通系カード]として認識されるようになったわけです。

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