この記事のポイント
- Google、デスクトップ版「Chrome」におけるフォーム自動入力機能「Google 自動入力」の対応データ拡張を発表
 - パスポート番号、運転免許証番号、車両ナンバーなどが新たに取り扱えるように
 - 複雑なフォームや多様なフォーマット要件をより正確に理解できるよう、対応データの認識精度も向上
 
Google は 2025 年 11 月 3 日(月)、ブラウザサービス「Chrome」のデスクトップ版におけるフォーム自動入力機能「Google 自動入力」の対応データ拡張を発表しました。
「Google 自動入力」は現在、セキュリティ性の高い ID / パスワード管理サービス「Google パスワード マネージャー」や、クレジットカード支払い情報、住所といった個人情報の自動入力に対応しています。しかし対応データが拡張され、パスポート番号、運転免許証番号、車両ナンバーなどが新たに取り扱えるようになります。
また「Google 自動入力」の対応データ拡張に合わせて、複雑なフォームや多様なフォーマット要件をより正確に理解できるよう、対応データの認識精度も向上しました。この「Google 自動入力」の対応データ拡張は、発表同日より全世界向けに順次展開されます。
「Google 自動入力」の対応データ拡張が展開されると、デスクトップ版「Chrome」の「Google 自動入力」設定内に「拡張自動入力」設定が登場します。その「拡張自動入力」設定を ON にすることで、「Google 自動入力」の対応データが拡張されます。
「Google 自動入力」の対応データが拡張されたとはいえ、あくまでもユーザーが許可した場合のみデータは保存されます。また保存されたデータは、暗号化によって強固に保護されます。
このほか今後数か月で、「Google 自動入力」対応データがさらに拡張される予定です。
Source:Google









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