この記事のポイント
- Samsung、「Android XR」を搭載する初のヘッドセットデバイス「Galaxy XR(コードネーム:Project Moohan)」を、米国と韓国で発売
- 米国価格は $1,799.99(約 273,000)で、米国公式サイト samsung.com と現地実店舗 Samsung Experience Stores にて販売
- ゲームプレイに特化した専用コントローラー「Galaxy XR Controller($250)」と「Galaxy XR」専用ポーチ「Travel Case($250)」も別で用意
Samsung は 2025 年 10 月 21 日(火)、Google クロスリアリティ XR 向けオペレーティングシステム「Android XR」を搭載する初のヘッドセットデバイス「Galaxy XR(コードネーム:Project Moohan)」を正式発表し、米国と韓国で発売しました。
「Galaxy XR」の米国価格は $1,799.99(約 273,000)で、米国公式サイト samsung.com と韓国実店舗 Samsung Experience Stores にて販売されています。ちなみに、12 か月 / 24 か月分割払いも提供。
このほか、ゲームプレイに特化した専用コントローラー「Galaxy XR Controller($250)」と「Galaxy XR」専用ポーチ「Travel Case($250)」も別で用意。「Galaxy XR」購入者は「Galaxy XR Controller」と「Travel Case」を半額で購入可能です。
さらに 2025 年中に「Galaxy XR」を購入すると、「Google AI Pro」「YouTube Premium」「Google Play Pass」のほか、XR 専用コンテンツ「XR Pack」の 12 か月アクセスが内包された $ 1,000 相当の限定特典も付与されます。
「Galaxy XR」
「Galaxy XR」は、Google クロスリアリティ XR 向けオペレーティングシステム「Android XR」を搭載する初のヘッドセットデバイスです。
両眼 4K Micro-OLED の高解像度ディスプレイを搭載し、「Google マップ」の没入型の 3D マップ、「Gemini(Gemini Live)」と対話しながらのコンテンツ提案や体験、「Google フォト」の保存されている 2D 仕様の写真 / 動画の 3D 立体表示「Media Auto-Spatialization」、そして外部カメラによって映し出されている現実世界と AR を融合した XR モード「パススルーモード」など、マルチモーダル AI を中核とする様々なコンテンツや体験が可能です。2 Way ステレオスピーカーによる音響体験も提供されます。
本体内部には、Snapdragon XR2+ Gen 2 プロセッサ、16GB RAM、256GB 内部ストレージを搭載。バッテリーは、ヘッドセット本体の軽量化(545g)が考慮され、内蔵ではなく外付け式に。通常最大 2 時間の連続使用 / 最大 2.5 時間の動画視聴に対応します。
「Galaxy XR」には、現実世界を映しだすためのパススルーカメラ、コントローラーなしでもユーザーの手の動きを正確に認識するハンドトラッキングカメラ、周囲の空間をマッピングするマッピングカメラなど、6 基の外部カメラを搭載。また、ユーザーの視線を正確にトラッキングするためのアイトラッキングなど、4 基の内部カメラも搭載しています。合わせて、正確な音声操作を実現するために 6 基のマイクも搭載。
「Android XR」は Google AI「Gemini」が統合されていることはもちろん、「かこって検索(Circle to Search)」にも対応します。
Source:Samsung
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