この記事のポイント
- Android デバイスデータ保護機能「リモートロック(Remote Lock)」向けの新機能となる「セキュリティ保護用の質問」オプションが、いつの間にか展開
- 専用 URL(android.com/lock)へのアクセスと電話番号の確認のほかに、ユーザーがあらかじめ設定しておいた質問と回答の組み合わせも必須となるオプション
- 「リモートロック」で強制的に画面ロックを掛けられるユーザーを持ち主だけに限定
Google は 2 か月前の 2025 年 8 月 4 日(月)に公開した「Google システム アップデート」の 2025 年 8 月版最新情報「Google システム リリースノート」の中で、Android デバイスデータ保護機能「リモートロック(Remote Lock)」向けの新機能となる「セキュリティ保護用の質問」オプションの追加を発表しました。
ただ、発表当初はまだ「セキュリティ保護用の質問」オプションは展開されていなかったのですが、いつの間にか展開されていたので紹介させていただきます。
そもそも Android デバイスデータ保護機能「リモートロック」は、Android デバイスを盗難されたり紛失した場合に、PC やほかのスマートフォンなどで専用 URL(android.com/lock)にアクセスしつつ電話番号確認と「reCAPTCHA」によるセキュリティチャレンジを行うだけで遠隔画面ロックを行うことができるようになる、Android 10 以降で利用可能な応急措置的デバイスデータ保護機能です。それ自体の設定を ON にするだけで利用できますが、同時に、Android デバイスにて運用している携帯通信会社(キャリア)の電話番号と Google サービスを紐づける設定「電話番号の確認(電話番号を自動で確認)」も自動で ON になります。
そしてこの「リモートロック」に新たに追加された「セキュリティ保護用の質問」オプションは、専用 URL(android.com/lock)へのアクセスと電話番号の確認のほかに、ユーザーがあらかじめ設定しておいた質問と回答の組み合わせも必須となるオプションです。つまり、「リモートロック」で強制的に画面ロックを掛けられるユーザーを持ち主だけに限定できるわけです。
「リモートロック」並びに「セキュリティ保護用の質問」オプション、設定しておくべきセキュリティ機能です。
Source:Google
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