この記事のポイント
- Google、ブラウザサービス「Chrome」の Google AI「Gemini」統合機能「Gemini in Chrome」における、グループウェア「Google Workspace」アカウント向けの展開拡大を発表
- 新たに「Google Workspace」ビジネス / 教育アカウント向けにも展開拡大
- 英国の「Google Workspace」ビジネス / 教育アカウントでも「Gemini in Chrome」を利用可能に
Google は 2025 年 10 月 3 日（金）、2025 年 9 月中旬より米国で展開を開始した、ブラウザサービス「Chrome」の Google AI「Gemini」統合機能「Gemini in Chrome」における、グループウェア「Google Workspace」アカウント向けの展開拡大を発表しました。
当初、米国の英語ユーザー向けに展開開始された「Gemini in Chrome」ですが、新たに「Google Workspace」ビジネス / 教育アカウント向けにも展開拡大。しかも今回、英国向けの展開も発表されました。
「Google Workspace」ビジネス / 教育アカウント向けですが、英国ユーザーも「Gemini in Chrome」を利用できるようになりました。
ちなみに「Gemini in Chrome」は現在、Windows / Mac / iOS 版「Chrome」にて展開されています。Android 版「Chrome」アプリには、まだ展開されていません。
「Gemini in Chrome」
「Gemini in Chrome」は、Windows / Mac だけでなく、Android / iOS でも展開される Google AI 統合ブラウザサービスです。
ツールバーなどに表示される「Gemini」アイコンから起動可能で、たとえば表示している WEB ページを要約したり、旅行計画などでの調べ物で複数のタブを開いている際にそれら複数タブを横断的に要約したり、「YouTube」動画内の参照情報を検索したり、回覧履歴を検索して WEB ページ回覧を再開したりなどが可能です。
「Gemini in Chrome」は、「Googleドキュメント」や「Google カレンダー」といった Google サービスとも連携し、要約を「Googleドキュメント」にエクスポートしたり、回答に関連するスケジュールを「Google カレンダー」に登録したりなどにも対応しています。
さらに Windows / Mac 版「Chrome（Gemini in Chrome）」では、直感的会話サービス「Gemini Live」も統合。ブラウジングしながら「Gemini」と会話することが可能です。
また、商品の注文や美容院の予約、レストラン予約など、通常複数ステップを要するタスクを AI が代わりに実行してくれる高度な「エージェント機能」も開発中。今後数か月以内に、「Gemini in Chrome」に搭載される予定です。
Source：Google
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