この記事のポイント
- Google、「Gemini in Google スプレッドシート」の新機能として、「=AI」関数利用時の詳細説明表示対応を発表
- 「=AI」関数を用いた場合、バックグラウンドでどのような流れで操作が行われるのかを、サイドバーにステップバイステップ仕様で表示
- エラーが発生した場合の詳細説明も表示されるように
Google は 2025 年 9 月 24 日(木)、グループウェア「Google Workspace」のスプレッドシートサービス「Google スプレッドシート」における Google AI「Gemini」統合機能「Gemini in Google スプレッドシート」の新機能として、「=AI」関数利用時の詳細説明表示対応を発表しました。
「Gemini in Google スプレッドシート」の「=AI」関数は、[=AI( 「レビュー担当者にレビュー内の特定の項目についてメールを作成します。」、 A2:C2 )]というように、セル挿入操作で実行したい操作説明プロンプトとデータを参照する範囲を指定することで、「Gemini」がその内容を理解し、対応する操作を行ってくれる機能です。2025 年 6 月下旬より海外で展開され、その後日本 / 日本語でも利用できるようになっています。
そしてこの「Gemini in Google スプレッドシート」の「=AI」関数が新たに、詳細説明表示に対応しました。「=AI」関数を用いた場合、バックグラウンドでどのような流れで操作が行われるのかを、サイドバーにステップバイステップ仕様で表示されます。
つまり、ユーザーはより「=AI」関数の仕組みを理解しやすくなります。
また「=AI」関数詳細説明表示では、エラーが発生した場合の詳細説明も表示されるようになりました。これにより、ユーザーは「=AI」関数のエラーを自己修正することができます。
このほか、より複雑なタスクや複数の結果達成方法がある場合、「Gemini」が複数の計算オプションを提示してくれるようになります。
ただし「Gemini in Google スプレッドシート」は、「Google Workspace」ビジネスアカウントのほか、Google オンラインストレージサービス「Google One」の Google AI プラン「Google AI Pro」「Google AI Ultra」メンバーシップ向け機能です。一般の Google ユーザー向け機能ではありません。
Source:Google
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