この記事のポイント
- Google Pixel デバイス向けセキュリティ強化設定「ID チェック」が、いつの間にか「盗難保護」設定内にて「本人確認」に名称変更
- ただ「本人確認」設定ページ内では「ID チェック(ID チェックを行う)」の ON / OFF 設定となっているため、「ID チェック」自体が名称変更されたわけではない模様
- ややこしいことしてくれます、Google
Google は昨年 2024 年 12 月、セキュリティ設定「盗難保護」向けの機能として、自宅や職場などのいわゆる「信頼できる場所」以外の場所でセキュリティ設定などの機密情報を操作する場合に、クラス 3 レベルの生体認証(指紋認証 / 顔認証)による本人確認を必須とし、セキュリティ性を高めリスクを軽減する設定「ID チェック」を展開開始しました。
Android デバイス向けセキュリティ設定「盗難保護」にて展開されている「ID チェック」は、Android デバイスが盗難に合い画面ロックが突破されセキュリティ関連設定を変更されそうになった場合でも、生体認証によるロック解除を必須とするためのセキュリティ強化設定です。「ID チェック」はデフォルトでは ON になっていて、OFF にすることもできますが、「信頼できる場所」として自宅や職場を登録することもできるため、「信頼できる場所」の範囲内では「ID チェック」が起動しないようにすることも可能です。
そんな Google Pixel デバイス向けセキュリティ強化設定「ID チェック」ですが、いつの間にか「盗難保護」設定内にて「本人確認」に名称が変更された模様。ただ「本人確認」設定ページ内では「ID チェック(ID チェックを行う)」の ON / OFF 設定となっているため、「ID チェック」自体が名称変更されたわけではありません。
あくまでも「盗難保護」設定内に配置されていた「ID チェック」が、「本人確認」に変更されただけです。ややこしいことしてくれます、Google。ユーザビリティの観点からも、表示名称は統一すべきですね。
「Google Play 開発者サービス」アプリリンク
Source:Google
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