この記事のポイント
- Google、Android / iOS 版「Google Home」アプリにおけるオートメーション機能「自動化」の改善を発表
- 新たに「条件」オプションが新設され、「アクション」のトリガー条件「開始条件」だけでなく、それ以外の「条件」オプションも満たした上で「アクション」を実行可能に
- 1 回実行されるとその「自動化」設定を自動削除する「1 回限り」も追加
Google は 2025 年 9 月 11 日(木)、スマートホーム管理サービス「Google Home」の Android / iOS 版アプリにおけるオートメーション機能「自動化」の改善を発表しました。
今回発表された Android / iOS 版「Google Home」アプリの「自動化」改善では新たに「条件」オプションが新設され、「アクション」のトリガー条件「開始条件」だけでなく、それ以外の「条件」オプションも満たした上で「アクション」を実行できるようになりました。具体的には、「条件」オプションとして「在宅」「時刻」「曜日」「デバイス」が追加されています。
たとえば、“室温 28 度以上になったら冷房を ON。ただし、日中 7 ~ 22 時の間のみ。” というような、“室温 28 度以上” という「開始条件」に加えて “日中 7 ~ 22 時の間のみ” というような設定ができるわけです。「自動化」ではさらに、1 回実行されるとその「自動化」設定を自動削除する「1 回限り」も追加され、1 回だけ「自動化」を実行できるようにもなりました。
とはいえ「条件」と似たような機能は、「SwitchBot」アプリなどほかのスマートホーム管理アプリにはすでに実装されている機能です。
ちなみに、この改良された Android / iOS 版「Google Home」アプリにおける改善された「自動化」は、スマートカメラの ON / OFF やスマートライトの効果 / 色制御など、一部「アクション」にはまだ対応していません。そのため、スマートカメラの ON / OFF やスマートライトの効果 / 色制御などにも対応した古いバージョンの「自動化」を利用したい場合は、「以前の家庭用エディタ」「以前の個人用エディタ」から設定することは可能です。
とはいえ「以前の家庭用エディタ」「以前の個人用エディタ」はもちろん、「条件」オプションは利用できません。ご注意ください。
「以前の個人用エディタ」
「以前の個人用エディタ」
「Google Home」アプリリンク
Source:Google
コメントを残す