この記事のポイント
- 2025 年 9 月上旬、「Geminiアクティビティ設定ページ「Gemini アプリ アクティビティ」内にある「Gemini アプリ アクティビティ」ON / OFF 設定の「アクティビティを保存」への名称変更がようやく展開
- 「アクティビティを保存」ON / OFF 設定では、「Gemini」とのチャット履歴のほかに、「Gemini」にアップロードしたファイルも含めて保存するかどうかを指定できる設定に
- デフォルトでは ON になっていて、OFF にすることも可能
Google は先月 2025 年 8 月中旬、Google AI「Gemini」のアクティビティ設定ページ「Gemini アプリ アクティビティ」内にある「Gemini アプリ アクティビティ」ON / OFF 設定を、新たに「アクティビティを保存(Keep activity)」に名称変更すると発表しました。
それから半月以上経過した 2025 年 9 月上旬、ようやくその「Gemini アプリ アクティビティ」ON / OFF 設定の「アクティビティを保存」への名称変更が展開開始されました。
これまでの「Gemini アプリ アクティビティ」ON / OFF 設定は、主に「Gemini」とのチャット履歴がテキストとして保存される設定です。設定を ON にしておくことで「Gemini」とのチャットが一定期間(3 か月 / 18 か月 / 36 か月 / 無制限)履歴として残るほか、AI モデル学習の改善として役立てられます。
そして名称変更された「アクティビティを保存」ON / OFF 設定では、「Gemini」とのチャット履歴のほかに、「Gemini」にアップロードしたファイルも含めて保存するかどうかを指定できる設定となりました。ON にすることで、アップロードしたファイルも含めたチャット履歴が AI モデル学習の改善に役立てられます。ちなみに、デフォルトでは ON になっています。
もちろん新たな「アクティビティを保存」設定も OFF にすることも可能ですが、「アクティビティを保存」設定を OFF にしてしまうと「Gemini」とのチャット履歴が 72 時間しか残らなくなるため、72 時間以上経過したチャットは中断したところから再開できなくなります。注意が必要です。
「アクティビティを保存」設定を ON にしていても、先行展開されている「一時的なチャット(Temporary Chat)」を利用することでアップロードしたファイルも含めたチャット履歴が AI モデル学習の改善に使用されることはなくなるため、履歴として残す必要のないチャットは「一時的なチャット」を活用することをオススメします。
このほか、直感的会話サービス「Gemini Live」におけるユーザーの音声と記録された情報を Google サービスの改善に使用するかどうかの設定「ユーザーの音声や Gemini Live に記録された情報を Google サービスの改善に使用する」も、「Gemini アプリ アクティビティ」設定内に追加されています。「ユーザーの音声や Gemini Live に記録された情報を Google サービスの改善に使用する」は、音声 / 動画 / 画面を含む「Gemini Live」に記録された情報を、生成 AI モデルのトレーニングや Google のサービスの改善や開発に使用することを許可するかどうかの設定です。デフォルトでは OFF になっています。
Source:Google
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