この記事のポイント
- Google、Android / iOS 版「Google 翻訳」アプリ実装されているライブ翻訳機能「会話」の、AI 導入による大幅強化を発表
- 高度な AI モデルが導入されることにより、ライブ翻訳がこれまで以上に簡単 & スムーズに
- さらに、音を分離するよう訓練された高度な音声 / 音声認識モデルが導入され、にぎやかだったり騒がしい場所などでも、札音に邪魔されることなくクリアな会話が可能に
ポッドキャスト(音声解説)
Google 2025 年 8 月 26 日(火)、翻訳サービス「Google 翻訳」の Android / iOS 版アプリに実装されているライブ翻訳機能「会話」の、AI 導入による大幅強化を発表しました。
Android / iOS 版「Google 翻訳」アプリのライブ翻訳機能「会話」の AI 導入による大幅強化では、高度な AI モデルが導入されることにより、ライブ翻訳がこれまで以上に簡単 & スムーズに利用できるようになります。具体的には、話し手二人の言語が検知されたうえでスムーズに切り替わり、さらに会話の一時停止 / アクセント / イントネーションを賢く識別してくれるようになります。
そして、[ユーザー A]が話すことで、[ユーザー B]の言語で翻訳された音声が Android / iOS 版「Google 翻訳」アプリから発せられつつ、同時に文字起こしが実行。人間同士が会話しているのと同レベルの自然なライブ翻訳「会話」が、AI 導入によって大幅強化されたライブ翻訳機能「会話」によって実現します。
さらに Android / iOS 版「Google 翻訳」アプリのライブ翻訳機能「会話」では、音を分離するよう訓練された高度な音声 / 音声認識モデルが導入され、にぎやかだったり騒がしい場所などでも、札音に邪魔されることなくクリアな会話を行えるようになりました。これら、AI 導入によって大幅強化された Android / iOS 版「Google 翻訳」アプリのライブ翻訳機能「会話」は、アラビア語 / フランス語 / ヒンディー語 / 韓国語 / スペイン語 / タミル語を含む、70 以上の言語で利用できるようになっています。
ただし実際に展開されているのは、今のところ米国 / インド / メキシコの 3 か国のみです。対応言語が 70 以上にもかかわらず、まだこの 3 か国でしか、AI 導入によって大幅強化された Android / iOS 版「Google 翻訳」アプリのライブ翻訳機能「会話」を利用することができません。
「Google 翻訳」アプリリンク
Source:Google
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