Nothing Headphone (1)

直輸入しました!オーバーイヤー「Nothing Headphone (1)」【レビュー】

当サイト「Jetstream」管理人兼ライターの石井順です。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回は、久しぶりに(もっとも苦手とする)レビュー記事です。英国ベンチャー企業「Nothing Technologies Limited」が英国時間 2025 年 7 月 1 日(火)18 時、日本時間 2025 年 7 月 2 日(水)2 時に発表し、海外では 2025 年 7 月中旬より発売したオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホンカテゴリの第一号製品「Headphone (1)」を、米国 Amazon.com から直輸入しました。

「Headphone (1)」、日本ではおそらく 2025 年 8 月 20 日(水)に発表され、そして発売されると予想されます。が私、待ちきれなかったんです。「Headphone (1)」の米国価格は $299 で、輸入総額的には消費税も含めて 50,000 円くらいとなりました。

「Headphone (1)」

英国ベンチャー企業「Nothing Technologies Limited」の新たなオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホンカテゴリ第一号製品「Headphone (1)」は、40mm ダイナミックドライバーを搭載する、アクティブノイズキャンセリング対応のワイヤレスオーバーイヤー型ヘッドホンです。

本体には高速充電対応の 1,040mAh バッテリーが搭載され、アクティブノイズキャンセリングでも 30 時間以上の運用が可能。対応コーデックは AAC / SBC / LDAC で、IP52 防水防塵規格に対応します。

Google の Bluetooth ワイヤレス接続規格「ファスト ペアリング」対応で、簡単にペアリングできるほか、接続先デバイスの自動切り替えにも対応します。

「Headphone (1)」本体には、電源 ON / OFF ボタンのほか、音量アップ /  ダウン用ローラーボタン、曲送り / 戻りや電話着信応答 / 拒否用のパドルボタン、そして接続先切り替えや母艦側デバイスのスマートアシスタント起動に対応する押しボタンの、4 つのボタンが搭載されます。このほか、充電用の USB Type-C コネクタも搭載。

「Headphone (1)」は “White” と “Black” の 2 色展開で、価格は $299 です。

◎直感操作

「Headphone (1)」、見た目もさることながら、しばらく使ってみて私が気に入ったのは、直感的な操作です。

基本的にボタン類は右のヘッドフォン側に集約されているのですが、主に使用するのは丸いローラーボタンのみ。短押しで再生 / 一時停止、回転させてボリュームコントロール、長押しでアクティブノイズキャンセリング(ANC)ON / OFF と、1 つのボタンのみでこの操作ができてしまいます。

丸いローラーボタンの下にあるのはパドル式の操作ボタンで、早送り / 戻り操作が可能です。

このほかに、「Gemini」などの音声アシスタント起動ボタンも搭載。Android 版「Gemini」アプリが使える状態であれば、ボタンを押して「Gemini」を起動させつつ “話しましょう” で「Gemini Live」を起動させてそのまま会話することも可能です。

丸いローラーボタンの使い方させ覚えてしまえばだいたいの操作ができるので、素晴らしいですよね。もちろん各ボタンによる操作は、Android / iOS 版「Nothing X」アプリからカスタマイズすることも可能です。

◎痛くならない

イヤホンやヘッドホンで懸念されるのは、やはり耳や耳周辺の疲れや痛みですよね。

しかし「Headphone (1)」、私の場合は長時間装着しててもまったく痛くなりませんでした。これなら、長時間のフライトとかでも問題なさそう。

もちろん個人差はあると思いますが、私はこの痛くならない部分もかなり気に入りました。「Headphone (1)」、見た目がかなりデザイナブルでファッショナブルなので人を選ぶかもしれませんが、まぁ私のようなおっさんが装着してもめちゃくちゃオシャレになりました。異論は認めません。

×物理的な干渉が気になる

「Headphone (1)」で 1 点気になった点は、左右のヘッドホンケースが物理的に干渉してしまう点です。

ヘッドホンは約 45 度回転式で上の画像の状態にできるのですが、この際に気を付けないと、左右のヘッドホンケースがぶつかったりこすれたりします。そして傷になってしまうはずです。

大事にきれいに使いたい方にとって、この部分はかなり気を付けなければいけないかもしれません。もしくは、干渉防止の透明なフィルムを貼るなどが良いかもしれません。

「Headphone (1)」の購入を検討されている方は、この部分の対策を練っておいたほうが吉ですよ。

相当気に入りました!

そんなこんなの、「Headphone (1)」。

私個人的には「Bose Noise Cancelling Headphones 700」以来のオーバーイヤーヘッドホンだったのですが、相当私はかなり気に入りました。「Bose Noise Cancelling Headphones 700」は、結構耳周辺が痛くなりやすかったんですよね。

音質とかそういうのはプロでもヘッドホン愛好家でもないのでジャッジは出来かねるものの、操作性やデザインなどは申し分なく、長く愛用したくなる逸品だと私は感じています。何より、オーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホンカテゴリ第一号製品にもかかわらずここまで完成度の高い製品を作ってしまう Nothing に、感謝と期待しかありません。

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