Android eSIM Transfer Rakuten-Mobile

「Android eSIM転送」未対応は楽天モバイルのみに

  • 当初 NTT ドコモが先行対応し、2025 年に入ってからようやく KDDI(au / UQ mobile)とソフトバンク(ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイル)も対応した「Android eSIM 転送」
  • つまり、「Android eSIM 転送」に対応していない国内 MNO キャリアは、楽天モバイルだけに
  • ぜひ次世代 Google Pixel デバイス「Pixel 10」シリーズと共に「Android eSIM 転送」を解禁して欲しいところ

[Android デバイス A]で運用している eSIM または SIM(USIM)カード情報を新たに使用する[Android デバイス B]に eSIM として転送し利用開始できる、Android 版「eSIM クイック転送(eSIM 転送機能 / Android eSIM 転送)」。

「Android eSIM 転送」当初 NTT ドコモが先行対応し、そして 2025 年に入ってから KDDI(au / UQ mobile)ソフトバンク(ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイル)も「Android eSIM 転送」に対応しました。つまり、「Android eSIM 転送」に対応していない国内 MNO キャリアは、楽天モバイルだけに。

ちなみに「Android eSIM 転送」の元となる「eSIM クイック転送(eSIM 転送機能)」は、当初 Apple iPhone で導入された eSIM プロファイル転送機能です。通常では[デバイス A]から[デバイス B]に eSIM を移行したり、[デバイス A]に挿している物理 SIM カードを eSIM に切り替える場合、各キャリアにて eSIM プロファイルの再発行を行ってから、その eSIM プロファイルを[デバイス B]に設定する必要があります。

しかし「eSIM クイック転送」ではこの各キャリアでの eSIM プロファイルの再発行作業不要で、簡単に eSIM に移行したり eSIM を移行したりが可能。とはいえ、バックグラウンドでは eSIM プロファイルが発行 / 再発行はされているため、KDDI のように「5G」↔「5G SA」などと回線種別が異なる場合は手数料が発生するという迷惑で意味不明な仕様もあるのですが。

「Android eSIM 転送」、Android では移行先として「Pixel 8」以降の Google Pixel デバイスが対応していて、一部の Samsung Galaxy シリーズも対応を開始しています。ただ、キャリアによっても対応要件が細かく異なるなどの違いもあり、まだまだ利便性が高いとはいいがたいのが、「Android eSIM 転送」です。

そうはいってもまだ「Android eSIM 転送」に対応していないのは、楽天モバイルのみ。楽天モバイルでは iPhone の「eSIM クイック転送」には対応していますし、2025 年 7 月 1 日(火)から同キャリア初となる Google Pixel デバイス「Pixel 9a」の取り扱いも開始されているため、ぜひ次世代 Google Pixel デバイス「Pixel 10」シリーズと共に「Android eSIM 転送」を解禁して欲しいところです。契約回線数 1,000 万回線を超えるためにも。

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