この記事のポイント
- ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイル、いつの間にか「Android eSIM 転送」として Android 版「eSIM クイック転送」が利用できるようになっていた模様
- 新世代 Android OS「Android 16」以降を搭載する Android デバイス同士で利用可能
- ただし、23 時 31 分から 0 時 29 分までの 1 時間の間のみ、ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイルの「eSIM クイック転送(eSIM 転送機能)」は利用
NTT ドコモはすでに対応している、[Android デバイス A]で運用している eSIM または SIM(USIM)カード情報を新たに使用する[Android デバイス B]に eSIM として転送し利用開始できる、Android 版の「eSIM クイック転送(eSIM 転送機能 / Android eSIM 転送)」。
「eSIM 転送機能」は、当初 Apple iPhone で導入され、その後「Pixel 8」以降の Google Pixel デバイスでも NTT ドコモにて利用できるようになりました。そんな中、ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイルでも、いつの間にか「Android eSIM 転送」として Android 版「eSIM クイック転送」に対応していた模様です。
ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイルの「Android eSIM 転送」は、新世代 Android OS「Android 16」以降を搭載する Android デバイス同士で利用可能。つまり現状は、「Android 16」を搭載する Google Pixel デバイスが対応しています。
ちなみにソフトバンクは、ソフトバン(LINEMO / ワイモバイル含む)で販売された「Android 16」以降を搭載する Google Pixel シリーズが「Android eSIM 転送」対応と説明していますが、購入元は問わず、ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイルの SIM / eSIM が設定してあれば利用可能です。また「Android 16」が条件ということで、少なくとも「Android 16」が配信開始された 2025 年 6 月 10 日(火)以降に対応したことがわかります。
ソフトバンクで販売された Google Pixel シリーズで、転送先の端末がAndroid™ 16以降である必要があります。ワイモバイルで販売された端末および他社で販売された端末やAndroid™ 16未満の端末ではご利用できません。
【Android】eSIM転送について教えてください。|よくあるご質問(FAQ)|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
ただ注意していただきたいのは、ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイルの「Android eSIM 転送」は、受付時間が限られている点です。日々 0 時 30 分から 23 時 30 分までの受付となります。
つまり、23 時 31 分から 0 時 29 分までの 1 時間の間のみ、ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイルの「Android eSIM 転送」は利用できません。
受付時間は「0時30分から23時30分」です。
【Android】eSIM転送について教えてください。|よくあるご質問(FAQ)|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
ソフトバンク / LINEMO / ワイモバイルの「Android eSIM 転送」の使い方は簡単で、SIM 移行元の[デバイス A]と SIM 移行先の[デバイス B]を同じ Wi-Fi 環境にて手元に用意し、[デバイス B(移行先)]にて Android 設定の「ネットワークとインターネット」→[SIM]→[+ SIM の追加]→[他のデバイスから SIM を移行する]→[Google Pixel または Android デバイス]をタップして進みつつ、[デバイス B]の画面上に表示される QR コードを[デバイス A(移行元)]で読み取って、[デバイス B(移行先)]の画面に表示される指示に従って進んでいくだけです。これで、あっさりと「Android eSIM 転送」が完了し、SIM 移行元[デバイス A]から SIM 移行先[デバイス B]に eSIM が移行します。
もちろん、SIM 移行元[デバイス A]では移行した eSIM を利用できなくなります。ただしプロファイル(eSIM データ)自体は残るため、不要であれば削除するようにしてください。
また「Android eSIM 転送」は、異なる OS 間でも利用不可。つまり、Apple iPhone から Google Pixel、またはその逆も利用できません。
というか、なぜソフトバンクは Google Pixel デバイスの「Android eSIM 転送」対応を大々的に発表していないのか。というか、「Android eSIM 転送」だの「eSIM クイック転送」だの「eSIM 転送機能」だの。名称統一して欲しい。
Android eSIM転送の申し込み受付時間
午前0時30分~午後11時30分
- メンテナンス日は時間が異なる場合があります。
メンテナンス日を確認するご用意いただくもの
eSIMの設定方法 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
- Wi-Fi環境
- eSIMの開通手続は、Wi-Fi環境で行ってください。
- ご使用中のAndroid
- eSIMを利用するAndroid
- その他
- ご使用中のAndroid・eSIMを利用するAndroidの両方で画面ロックの設定をONにしてご対応ください。
- ご使用中のAndroid・eSIMを利用するAndroidの両方でBluetoothをONにしてご対応ください。
- 対象機種はこちらからご確認ください。
- eSIMを利用するAndroidは、Android 16以降へアップデートしてください。
- ご使用中のAndroid・eSIMを利用するAndroidの両方が、ソフトバンクで販売されたeSIM対応の端末である必要があります。ワイモバイルおよび他社で販売された端末やAndroid 16未満の端末では利用できません。
- 副回線サービスにおける副回線は転送対象外となります。
副回線サービスをみる
ちなみにですが、KDDI ケータイブランドの au / UQ mobile も、「Android eSIM 転送」として Android 版「eSIM クイック転送」に対応しています。「Android eSIM 転送」に対応していないのは、国内 4 キャリアのうち楽天モバイルのみです。
Source:ソフトバンク
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