この記事のポイント
- 「楽天モバイル」、2025 年 8 月 8 日(金)も開催した楽天グループ株式会社の 2025 年度第 2 四半期決算発表の中で、契約回線数 908 万回線突破を発表
- この契約回線数は、法人 / 個人はもちろん、「Rakuten Turbo」と MVNO / MVNE「楽天モバイル」の契約数も含まれた「楽天モバイル」全体の契約数
- 契約回線数(開通数)が前四半期比で増加したことの要因を、春商戦終了に加え、一部キャリアの料金改定の影響で解約率が減少したためと分析
2020 年 4 月 8 日(水)より一般サービスを開始し、2025 年 4 月 8 日(火)でサービス開始 5 周年を迎えた「楽天モバイル」は 2025 年 8 月 8 日(金)、同日開催した楽天グループ株式会社の 2025 年度第 2 四半期決算発表の中で、契約回線数 908 万回線突破を発表しました。
「楽天モバイル」は、2025 年 6 月 23 日(月)に行った新プラン「Rakuten 最強 U-NEXT」発表プレスカンファレンスにおいて契約回線数 890 万回線突破を発表し、さらに 2025 年 7 月 7 日(月)には契約回線数 900 万回線突破を報告していたのですが、2025 年 7 月 31 日(木)時点で契約回線数 908 万回線を突破した模様です。これまでの伸びに比べると、若干鈍化したようにも思えます。
ちなみにこの契約回線数は、法人 / 個人はもちろん、「Rakuten Turbo」と MVNO / MVNE「楽天モバイル」の契約数も含まれた「楽天モバイル」全体の契約数です。2025 年 7 月 31 日(木)時点の MNO「楽天モバイル」のみの契約回線数は、今のところ未発表ですが、2025 年 7 月 7 日(月)時点で 820 万回線と発表されていたので、830 万回線弱と予想されます。
「楽天モバイル」は契約回線数(開通数)が前四半期比で増加したことの要因を、春商戦終了に加え、一部キャリアの料金改定の影響で解約率が減少したためと分析しています。「楽天モバイル」、2025 年 10 月には新プラン「Rakuten 最強 U-NEXT」も開始されますが、年内 1,000 万回線突破とモバイル事業の黒字化を達成するでしょうか。
・モバイルセグメントにおける売上収益は1,121億円(前年同期比18.1%増)で増収。「楽天モバイル」の契約回線数および正味ARPU(注9)上昇、「楽天シンフォニー」におけるメイン顧客へのソフトウェア納入による増収に伴い、Non-GAAP営業損失(注10)は前年同期比169億円の改善となる370億円を計上。
・「楽天モバイル」単体の売上収益(注11)は906億円(前年同期比33.5%増)で増収。Non-GAAP営業損失(注10、11)は前年同期比139億円の改善となる389億円を計上。契約回線数増加および正味ARPU向上により、EBITDA(注1、10、11)56億円(前年同期比191億円増)を計上。2025年通期EBITDA黒字化へ順調に進捗。
・楽天モバイル全契約回線数(注12)は897万回線になり、前四半期比39万回線の純増。2025年7月31日時点では、908万回線に到達。開通数が前四半期比で増加したこと、春商戦終了に加え、一部キャリアの料金改定の影響もあり解約率が減少したことが要因。楽天モバイルの営業利益、EBITDAに直結する正味ARPUは、前年同期比114円の上昇で2,474円となり、B2C、B2B共にデータARPUが引き続き上昇ドライバーとなった。
(注12)BCP等回線を含むMNO、MVNEおよびMVNOの合計値。BCPとは、B2BにおいてBusiness Continuity Plan用途に販売しているプラン。Q3/24から法人向けMVNO回線数をMVNO回線数に反映
↓「Rakuten 最強プラン」はこちらから↓
Source:楽天グループ
コメントを残す