この記事のポイント
- Google、WEB 版「Gemini in Google ドライブ」の PDF ファイル処理機能向上を発表
- WEB 版「Gemini in Google ドライブ」が膨大な PDF ファイルの処理に対応
- ただし、「Google Workspace」ビジネスアカウントのほか、Google オンラインストレージサービス「Google One」の Google AI プラン「Google AI Pro」「Google AI Ultra」メンバーシップ向け
Google は 2025 年 8 月 7 日(木)、グループウェア「Google Workspace」のオンラインストレージサービス「Google ドライブ(WEB 版)」にて、昨年 2024 年 7 月末より提供している PDF ファイル表示時の生成 AI サービス「Gemini」サイドパネル(Gemini in Google ドライブ)の、処理機能向上を発表しました。
WEB 版「Gemini in Google ドライブ」は、テキストなどが映る PDF ファイルを表示している際に、そのテキストの要約や PDF ファイルに映るテキストなどのコンテンツ情報洞察、PDF ファイルを元にした文章やメール下書き新規作成、「Google ドライブ」内ファイルとの統合などを行うことができる Google AI「Gemini」機能です。当初は英語などの一部の言語に対応していたのですが、2025 年 3 月には対応言語が大幅拡大され、日本語でも利用できるようになっています。
ちなみに 2025 年 1 月には、WEB 版「Google ドライブ」内で PDF をオーバーレイ表示している際にも「Gemini in Google ドライブ」を利用できるように機能向上しています。
そして今回この WEB 版「Gemini in Google ドライブ」の PDF 処理機能が向上し、100 万トークンのコンテキストウィンドウを活用できるようになりました。要は、WEB 版「Gemini in Google ドライブ」が膨大な PDF ファイルの処理に対応しています。
ただし「Gemini in Google ドライブ」は、「Google Workspace」ビジネスアカウントのほか、Google オンラインストレージサービス「Google One」の Google AI プラン「Google AI Pro」「Google AI Ultra」メンバーシップ向け機能です。一般の Google ユーザーには展開されていません。
Source:Google
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